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エネルギーと身体活動
私達人間は、何もしていなくても、毎日1000kcalのエネルギーを消費しています。
安静時に必要な最小のエネルギーは「基礎代謝」と言い、筋肉量が多い人は、
この基礎代謝も高いです。
そして、基礎代謝が高いほど、太りにくい体になります。
また、座りっぱなしの場合は、代謝量は低いと考えられがちですが、座っている場合でも
安静時の1.5倍は基礎代謝があります。
看護師として考慮しておかなければならないのは、食事療法を行っている患者さんの
エネルギーの目安量です。
肥満や糖尿病の場合は、低エネルギー食にしなければなりません。
各疾患とエネルギーの目安量の関係は以下の通りです。
適用疾患 | エネルギーの1日の目安量 |
---|---|
肥満 | 800kcal〜1600kcal |
糖尿病 | 1200kcal〜1800kcal |
脂肪肝 | 1400kcal〜1800kcal |
高脂血症W型 | 1400kcal〜1800kcal |
高尿酸血症・通風 | 1600kcal〜1800cal |
慢性肝炎 | 1600kcal〜2000kcal |
高血圧 | 1600kcal〜2000kcal |
心臓病 | 1400kcal〜2000kcal |
また、基礎代謝において、エネルギー代謝は肝臓が最も高く、27%もあります。
次いで脳が19%、筋肉が18%の順になります。
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